リチウムイオン電源の取扱方法

安全に配慮した使用を心がけてください

使用上の注意事項

リチウムイオン電池は、ニカド電池やニッケル水素電池に比較して、作動電圧やエネルギー密度が高いなどの優れた特長を持っています。不適切な取り扱いによって事故を起こさないよう、使用方法を熟知した上で、取り扱いには十分にご注意の上、安全に配慮したご使用を心がけてください。

1.特長

リチウムイオン電池は次のような特長を持っています。

2.一般的な(推奨される)使用方法

バッテリーパックは、リチウムイオン電池と保護機構や制御回路を組み合わせ、一つの容器中に容易に分解できない状態で封入された形状をしています。

リチウムイオン電池のバッテリーパックには、過放電、過充電、を防止する保護機構や制御回路があり、バッテリーパックは使用していない場合であってもわずかに電力を消費します。使用する充電器は専用のものが付属しています。以下に一般的な使用方法を記載してありますので、これを参考として事故の無いようにご使用下さい。

3.充電

4.放電

5.保存

リチウムイオン電池は、保存性に優れた電池です。適正な保存条件を守れば、充電によって保存前と同様に使用できます。また、充電した電池を放置すると自己放電や保護機構や制御回路への微少な電力供給によって容量が減少しますが、充電をすれば容量は回復します。

6.バッテリーパックの交換

使用説明書に指定の方法で充電しても使用時間が著しく短くなった場合は、寿命と考え新しい同型のバッテリーパックと取り替えてください。

7.取り扱いの禁止事項

8.取り扱い時の注意事項

9.異常時の処置

10.使用者、保護者へのお願い

11.説明書を読むことのお願い

12.使用済の電池の処置について

13.改造の禁止

使用済の電池や不要となった電池を解体し、バッテリーパックから単電池を取り出し、単電池のまま販売したり、又は制御回路を載せ替える等、電池を改造する事は絶対にしないでください。

小型・軽量・大容量のリチウムイオン・バッテリーは下記リンクから